GA4の「エンゲージメント」とは?3つの定義について

目次

GA4のエンゲージメントとは

GA4(Google Analytics 4)における「エンゲージメント」とは、ユーザーがウェブサイトやアプリとどのように関わっているかを示す指標です。
具体的には、ページビュー、スクロール、リンクへのクリック、動画の再生など、ウェブサイト上でのユーザーのアクティブな行動を指します。

エンゲージメントの定義

エンゲージメントの定義は、ユーザーがサイトやアプリに対して行う操作全般を含みます。例えば、コンテンツ配信者の場合、ページを下方向にゆっくりスクロールする行動がエンゲージメントになります。これは、ユーザーが記事の長さを確認するためではなく、内容を読むためにスクロールしていることを示します。

GA4では、以下のような条件を満たすセッションを「エンゲージのあったセッション」と定義しています

  • 10秒以上継続したセッション
  • コンバージョンイベントが発生したセッション
  • 2ページ以上の閲覧が発生したセッション

エンゲージメントに関連する主な指標には、エンゲージメント率やエンゲージメント時間があり、これらはウェブサイトやアプリのパフォーマンスを測定する上で重要な役割を果たします。
エンゲージメント率は、エンゲージのあったセッションの割合を示し、エンゲージメント時間は、ユーザーがページをアクティブに表示していた時間の合計を指します。

まとめ

GA4のエンゲージメント指標は、ウェブサイトやアプリのユーザビリティやコンテンツの魅力を評価するための重要なデータを提供します。また、これらの指標を分析することで、ユーザー体験の向上やコンバージョン率の改善につながる洞察を得ることができます。エンゲージメントを高めるためには、サイトの読み込み速度の最適化、レイアウトの整理、サイト導線の改善などが有効です

この記事を書いた人

石井 壮のアバター 石井 壮 代表取締役(Webマーケター)

Web業界に20年以上携わっており、デザインから制作・開発、ディレクション、マーケティングまで経験。マスメディア企業にて、Web広告運用代行事業を立案、SEO対策で上位表示を実現。全国のクライアントを獲得し、300アカウント以上を運用。現在は、Webマーケティング会社を起業し、専門知識を活かしたサービスを提供しています。

目次